環境・リサイクル
北川ヒューテックは、省資源、省エネルギー、産業廃棄物問題に積極的に取り組んでいます。
また、独自のリサイクルプラントを持ち、建設副産物のリサイクルにも取り組んでいます。
保水性舗装 MOCORO
MOCOROはポーラス舗装の空隙に保水材を充填した舗装で、保水材中の水分の気化熱で舗装の温度を下げます。
保水材には保水性能に優れた七尾産珪藻土を利用しています。打ち水(散水)を行ってやると保水材が一旦多量の水分を吸収し、徐々に蒸発していきます。この時、舗装から気化熱を奪うことにより舗装の温度を下げることができます。夏場の炎天下では通常のアスファルト舗装と比べ、15℃程度低い温度となります。 更に、七尾産珪藻土は乾燥が進むと空気中の水分を吸収する調湿作用に優れており、乾燥時でも一定の温度低減効果があります。
用途
歩道、商店街、宅地回り、遊歩道、イベント広場、駐車場

特長
-
ヒートアイランドの抑制
夏期の路面温度を低減し、舗装によるヒートアイランド効果を抑制します。
また夜間の舗装からの放熱量も少なくなります。
遮熱性舗装 サンブロックペイブ
サンブロックペイブは遮熱塗料を路面や屋根に塗布し、日射による温度上昇を抑制するものです。
サンブロックペイブは塗料内に含有した遮熱フィラーが太陽光の内、特に熱に変わる赤外線の波長域を効率よく反射することにより路面の温度上昇を抑制します。
色により効果の差がありますが、通常のアスファルト舗装に比べ夏期の炎天下で10℃前後の温度低下が期待できます。
当社は「路面温度上昇抑制舗装研究会(クール舗装研究会)」に所属しています。
用途
一般道路、商店街、宅地回り、遊歩道、イベント広場、駐車場、屋根、外壁

特長
-
ヒートアイランドの抑制
夏期の路面温度を低減し、舗装によるヒートアイランド効果を抑制します。
また夜間の舗装からの放熱量も少なくなります。
路上再生路盤工法
経年変化で痛んだ既設アスファルト舗装と路盤の材料を路上で破砕混合し、適量のセメントやアスファルト乳剤を加え、上層路盤として再利用します。
現場で再生利用できるので建設副産物の場外搬出を抑制できます。
また、施工費用を抑えられ、工期も短くてすみます。
用途
簡易舗装道路、既設舗装施工厚の薄いアスファルト道路
リサイクルプラント
建設副産物のアスファルト塊を破砕し、粒度調整したものをアスファルト合材に再生し、それ以外のものを再生路盤材として再利用します。

中温化(低炭素)アスファルト混合物
中温化アスファルト混合物は、特殊添加剤を添加するだけで、施工時の温度が30℃程度低下しても、通常の加熱アスファルト舗装と同等な性能を得ることができることから、特に冬場における施工性改善に効果があります。 また近年では、この性質を利用して、製造時の混合温度を低下させて出荷することで、通常の加熱アスファルト混合物と比較してCO2排出量を約15%削減することが可能な技術として注目されています。
用途
- 急速施工、多層施工など舗装温度を下げにくい場合
- 早期開放により交通規制期間の短縮が望まれる工事
- 橋面舗装などの特に温度管理が重要となる工事
- 人力施工、小規模施工などにける品質確保
- 寒冷地や冬期の温度低下が懸念される工事
- 夏場の作業環境改善、熱中症対策
- 遠方への材料供給が必要な場合
- 環境対策としてCO2排出量を削減する場合
