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環境・リサイクル

中温化(低炭素)アスファルト混合物

中温化アスファルト混合物は、特殊添加剤を添加するだけで、施工時の温度が30℃程度低下しても、通常の加熱アスファルト舗装と同等な性能を得ることができることから、特に冬場における施工性改善に効果があります。 また近年では、この性質を利用して、製造時の混合温度を低下させて出荷することで、通常の加熱アスファルト混合物と比較してCO2排出量を約15%削減することが可能な技術として注目されています。

[ 用途 ]
  • ・急速施工、多層施工など舗装温度を下げにくい場合
  • ・早期開放により交通規制期間の短縮が望まれる工事
  • ・橋面舗装などの特に温度管理が重要となる工事
  • ・人力施工、小規模施工などにける品質確保
  • ・寒冷地や冬期の温度低下が懸念される工事
  • ・夏場の作業環境改善、熱中症対策
  • ・遠方への材料供給が必要な場合
  • ・環境対策としてCO2排出量を削減する場合
混合物温度と締固め密度の関係